昨日はすっかりお客様の民宿でご馳走になってしまった。
大きな仕事をいただくわ、ご馳走になるわ、
そこへ別のクライアントまで合流して、たいへん緊張する宴会だった。
しかし、ここの会話は少々おもしろい。
会社の経営者の方は、少し考え方が違う。勉強にもなる反面、興味深く聞き入った。
「のう、越後屋。そちも悪じゃのう。」
「ほっほっほ。お代官様こそ。私は到底かないませぬ。」
「わっはっは」
「おっほっほ」
決して悪だくみをしているわけではないのだが、
生き馬の目を抜く商売の中を生き抜く知恵は、それ相応に勉強になることが多い。
商売というものは奥が深い。
あきんどは江戸時代にも「士農工商」と言われ、
さげすまれてきた歴史があるが、
それだからこそ、隙間を縫って、知恵を絞って、しっかりと資産を築き上げたのである。
私も今では偉そうにコンサルティングなどとほざいているが、
実際にはお客様たちに教えられてきたことは数多い。
この社長は、製造業として一代で財を成した方であるが、
今まで何度となく、メーカーとしての哲学や商売の知恵を勉強させていただいた。
建設業には建設業の知恵がある。
飲食店には飲食店の知恵がある。
卸売りには卸売りの、スーパーにはスーパーの、
運送には運送、病院、歯医者、サービス業、エトセトラエトセトラ。
私はある意味、造られた偶像である。
そんなきれいなものではないだろうから、張子の虎?それとも、いっぱい書き込まれた色紙?
汚れて、どす黒い色になってきたような気もしないではないが、
とにかく、書き込まれた量は相当のものである。
勉強した期間が長いので、そもそも書き込みが多いところへ持ってきて、
お客様たちがたくさん書き込みをしてくださっている。
うちの社員たちも相当書き込みをしてくれる。
ありがたいことだ。
私をご愛顧いただけるかたがたがどんどん増えてしあわせだ。
もっと能力をつけて、もっとお役に立ちたいと思っている。
忙しいけれど、この身の続く限り、がんばろう。
私のできる限りのことはしよう。
最後はへべれけになってしまったのだが、
しあわせな飲み会であった。
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